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「きゃぁ、ああああああっ！ もう、いやぁ、ああああああっ！ 恥ずかし、いいいいいいっ！ だって一樹が甘えていいていったじゃない、先程……うっ、うそつき、もういやぁ、ああああああっ！ 私死にたいぐらい恥ずかしいよ。いやならいやだと述べてくれればいいのに……」
「い、いや、いや、ごめんよ。エルさん。言い方が悪かったね。本当に僕で良ければ、いくらでも甘えてくれていいからね。好きなだけ甘えてよ」
「本当にいいの、一樹？」
「うん、いいよ。全然構わないさ。僕はエルさんが甘えくれると嬉しぐらいだから……」
ふぅ、何とか落ち着ついたかな、エルさん？
いきなり大騒ぎを始めるから、どうしようと思ったけれど。僕が甘えても良いと述べたら彼女、落ち着いてくれたよ。だから本当に助かった……
「えっ、本当に？」
「うん、そうだよ」
「変な女だと思わない？」
「うん、全然思わないよ」
「そうか、良かった……あっ？ ごめんね、私の歯形が付いてしまっているよ。本当にごめんなさい……」
「うん、いいよ、いいよ、大丈夫だから気にしないで……って」
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