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「えっ? エルさん、じゃこの部屋で僕と一緒に暮らしてくれるんだ?」
「うっ、うん、出来れば、そうして頂けると私も助かる……」
エルさん更に真っ赤な顔して俯いたよ。
とにかく目の前にいる僕と目を合わすのが恥ずかしくて仕方がないみたい。
本当に僕は、エル見ていて可愛いと心の底から思うよ!!
と、なるから「やったー! やったー!」と、大きな声を出して歓喜した。
本当に僕は嬉しくて仕方がないから。エルさんの目の前で大袈裟のように周りからは見えるかも知れないが!?
万歳三唱も繰り返した「バンザイー! バンザイー! バンザイー!」と、いった感じでね。
するとさ、俯いていた僕のエルさんは、顔を上げて直ぐに微笑した──そして僕に「あなた、よろしくお願いします。大切に……そして可愛がってくださいね」と、述べてきたから。
「うん、分かったよー! 大切にするからねー!」
と、エルさんに述べたよ。本当に嬉しいな僕は、こんな美しい人と一緒に生活が出来るなんて夢のようだからね!!
『……ん? あれ?』
今のエルさんの台詞少し可笑しかったよね?
僕の事をあなた!?
と、申してきたし。『よろしくお願いします! 大切に! 可愛がってくださいね……』と述べてきたけれど。もしかして!?
僕の彼女になってくれたの?
と、いうか……責任取ってくれとエルさん述べてきたから。もしかして僕の奥さんになったのかな?
そんな事を思い悩んでいたら。エルさんそのまま僕に抱き着いて甘えてきた!
う~ん、こうなると頑張って働くしかないかと思った!?
エルさん幸せにするからねと思いながら、僕も今度は遠慮なくエルを強く抱きしめ返したよ。
だってこのエルフの美少女勇者は、もう僕のモノだから……。
◇◇◇◇◇
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