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「灯、おいで。」
今夜もお父さんが僕をベッドに誘う。
僕はその言葉が嬉しくて、素直に従う。
僕はお父さんが大好きだった。
お父さんは、カッコいい。
年は何歳か知らないけど、きっと年より若く見られてるだろう。
お父さんが仕事に出掛ける朝は、僕は嫌いだけど。
だって、お父さんは夜にしか帰ってこない。
それまでの間は、茂子さんというメイドさん(多分50代)に、お世話になる。
食事や掃除だけじゃなく、茂子さんは、僕をお風呂に入れてくれる。
僕はされるがまま。
茂子さんが、僕の服を剥ぎ、浴槽に入れて、体も全部洗ってくれる。
もう僕は茂子さんには気を許して居るから、どこを触られようと構わない。
ただ、自分で出来るのにな・・・そんな気もして居た。
「お父さん・・・」
ベッドに誘われて、僕はお父さんに抱かれる。
毎晩、僕を抱くお父さん。
その瞬間は、僕は幸せの淵に落ちるんだ。
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