僕のこと

4/19
前へ
/176ページ
次へ
「灯、今日は16才の誕生日だったな。」 帰って来たお父さんが、茂子さんに「君はもう帰っていいよ」と言って、茂子さんは一人息子の居る自宅に帰って行った。 「お父さん!覚えててくれたの?」 「忘れる訳が無い。大切な息子の誕生日だ。今日はプレゼントがあるよ。」 わぁ・・・なんだろう? 僕は期待に胸がドキドキした。 お父さんが、どこかに合図をすると、数人の男の人が僕の部屋に入って来た。 え・・・え・・・誰? 僕の部屋に知らない人が来るのは、生まれて初めてだった。 「今夜は、彼らが君を愛してくれる。灯・・・嬉しいかい?」 え・・・やだ・・・やだ・・・ お父さんがいい!! 「や、やだ・・・僕、お父さんがいい!!」 僕は必死に思った通りを口にしたんだけど、そんな僕を嬉しそうに見つめるお父さん。 でもお父さんは、容赦無かった。 僕はベッドに縫い付けられ、数人の男に裸にされ、愛撫され続けた。 僕の体はガタガタと震えた。
/176ページ

最初のコメントを投稿しよう!

287人が本棚に入れています
本棚に追加