第6章 ハルの反逆

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レイゼルとレミリアは紅魔館へ到着…すると門の前にレイゼルの見覚えのある小さな妖精がいる 「ハルじゃないか!」 「…現れたわね…」 レイゼルが近づこうとする…その時! ビシュッ! 「なっ!…レイゼルに何するのよ!」 ハルは弾幕を撃ち、その弾幕はレイゼルの頬をかすめた 「…幻想郷を破滅させる害悪な魔神め!」 「なんだと!?…お前は俺に助けてくれと頼んで来たじゃねーか!」 ハルは俺の言葉にほくそ笑み、こう言った 「あぁ~あれか…あれね、貴方の事をここへ連れてくるための口実よ?全ては外の世界と幻想郷を戦争させるためにね!」 「戦争…外の世界と…幻想郷が!?」 「そうよ、お前が外から来たから暴れさせて、それを外の世界から来た侵略者だと思わせたらどうなると思う?…すぐさま外の世界へ幻想郷の住人が攻め込み、大混乱を招く…混沌の世界へ誘うのよ!…最高に素敵なことでしょう?」 レイゼルは裏切られた…また利用されたのだと真実を知ってしまう 「レイゼルはそんな存在じゃない!貴様の思惑通りにはさせん!」 レミリアはハルを捉え、鋭く睨みつける
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