ジュルク村.1
村は木の柵で囲まれ、入り口に門まで付いている
小川沿いの集村はパッと見て20件は無いであろうと思える
木造の平屋が立ち並ぶ、山間の小さな村である
歩いてきた道が領外の魔の森からという事はこの村は端っこの村と予想する
村の入り口に門が有るのは魔の森が危険だからなのであろうと考える
が
見張りも居なく門も開いている、思った程危険ではないのかなと考えを改める
村の門をくぐり村の中に入り何処かに村人居ないかなと周りを見回す、と
第一村人発見である
年の頃は8歳か9歳位の少年が水桶を抱えて歩いている
「こんにちは」
少年に声を掛けると此方に気が付いた少年が振り向き、無言で見つめてくる
金髪に青い瞳の少年である、汚れたシャツにオーバーオールのズボンである
「家の人はいるかな?」
少年は無言である、無言で俺を見ながら答えずに家の中に入っていく
少年の入っていった家を覗き込み声を掛ける
「ごめんくださーい」
薄暗い室内の中、女性がエプロンで手を拭きながらこちらにやってくる
少年と同じ金髪に青い瞳の女性
白い肌で痩せ気味の貧乳さん、頬が少しこけているが美人である
少年は女性の後ろに隠れながらこちらをのぞき見している
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