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「昨日の夜にミリアに聞いたのですが、はぐらかされてしまいました」
「マサト君、いったい何をしたんですか?」
カミーユさんは諦めたように話すが詰問は止める気はないらしい
「いや、ホントに何も」
「でも、確かに自分かアイリくらいしかミリアさんと一緒に居ないし」
変化と言われてもアイリちゃんみたいな妹が出来て嬉しいかったとか?
やけにお姉さんモードだし…あっ、赤青ワンピーズか!
思い当たったので伝えようとする
「わかr」
が、リヨンさんに阻まれる
「カミーユ、会話がかみ合ってるようでかみ合ってない気がするんだが?」
ネイサンさん達4人も首をかしげながらもうなずく
「わかりました…これを見れば質問の意味もハッキリと分かるでしょう」
「今日の朝に見つけました、見覚えありますね?」
ため息をついて、机の下をゴソゴソする
足下からミリアちゃんの剣を取り出して机の上に置く
「あー…それは、何というか…その、なんですかね?」
あぁ…そっちであったかと
「質問しているのは私の方なんだがな」
「まあ、しかし…いまのでだいたい理解しました」
カミーユさんはリヨンさんの方を見る
リヨンさんはうなづく
「マサト、悪いようにはしねーよ」
俺の頭をポンポン叩きながらリヨンさんは楽しそうに笑う
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