夏の海で。

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「離れて歩くと不審がられるよ? 行こっ!」 「俺は…バラしたい。」 「私だって秘密にしたいわけじゃない。けど、バレたらどっちか移動だよ?」 「…。じゃあ、俺が移動願い出す。だから、バラそう。」 「…。そこまですること?」 「俺は! お前に寄り付く奴らが気に入らない。それだけ!」 「ぷ。ヤキモチ焼いてくれるんだ。」 「当たり前だろ? やっと、俺と付き合ってくれたのに。身も心もしっかり俺のものにしたいのに! 邪魔なんかされたくない。」 「意外に可愛いとこあるね。」 「可愛いとか言うなよ。ほんと、お前の方が男前過ぎんだろ。」 「だから、彼氏居なかったの。こんな私に執着するなんて椎名君くらいだよ? 私は仕事の鬼だからねー(笑)。」 「これからは俺が結城の全てを存分に愛してやるから安心しろ?」 「清い交際だけどね。」 「これからは大人のお付き合いだよ。お覚悟あれ?結城さん♪」 「やっぱり覚悟しなきゃダメ?」 「ダーメっ☆(*^^*) 取り敢えず、水着に着替えてきゃっきゃ☆ウフフしような!」 「バラすき満々だね!」 「そりゃあ今後の未来がかかってますから。」 そんなこんなで、この夏は熱く過ごすのであった! fin.
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