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「毎日入り浸っててやんなっちゃう」
娘は対応に困っているようで愚痴を言うと大きくため息をつき、二人から離れて厨房へと戻っていく
「なんか大変なんだな」
「まさかとは思うが、どうにかしようと思ったりしてないだろうな?」
ディベールの言葉にライトの肩が軽く跳ねる。
「ま、まだ何も言ってないだろ」
「顔に出てる」
ディベールは先程、娘が持ってきた店一番の強い酒を一口で飲み干すとライトの顔を見る
「本当にお節介な奴だ。勇者とは皆こうなのか?」
「悪かったな。お節介で…どうにかしたいけど、海にいるんじゃな…」
「放っておけ。私達は船に乗るわけではないんだから困らん」
「そうだけど…やっぱ魔王様は冷たいんだな」
「なんとでも言え。私は勇者以外興味ない」
それはそれでどうなんだと内心ツッコミを入れるライトだったが、今はまだどうすることも出来ないと思い小さくため息をつく
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