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草木も眠る、丑三つ時。 お化けというものが怖くなくなったのはいつからだろう。 ちいさい頃は、夜はタオルケットから身体を出すのが怖かった。 一たび、脚を出して眠るだけで、お化けに脚を引っ張られるという恐怖心があった。 それが、夜中にこんな場所に出かけるのも怖くなくなったのは、ひとえに大人になってまったからだと思う。 ひと気のないところで、飲酒。 気の弱いところのある私は、何かストレスがあるとすぐお酒に走っていた。
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