ビー玉とラムネと携帯人間

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天井が歪んでいた。 俺は違和感を覚えポケットに手を突っ込んだ。 握りしめたメモリーをぼんやりと見つめ、意を決してパソコンを立ち上げた。 顔認証を終えると画面にハローと文字が浮かび上がる。 メモリを差し込みクリックした。 原稿用紙が浮かび上がり題名が俺の頭に飛び込んだ。 俺は何かに取り憑かれた様にその文字を追い始めた。
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