ビー玉とラムネと携帯人間

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俺もそれが正解だと感じた。だけど母さんの言葉は俺達の気持ちとは違っていた。 「あの人、私がいなければ生きていけないから」 どうしてこんなに素敵な女性があんな男と一緒になったのかと首を傾げる思いだった。 「あの(たける)君?おじさんは田中って言うんだけど、お父さんの友達でね」 父さんに友達? 火葬場に背を向けた時だった。
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