43人が本棚に入れています
本棚に追加
/48ページ
お江戸の空に、ヒツジ飛ぶっ!
お立ち寄りくださり、ありがとうございます。
本作、『江戸城の葵』の番外編です。
ご新規の方向けに、本編を読んでいなくても読めるように書いておりますが、こちらの作品の時期は本編18章冒頭と同じ時期になります。
もし本編を読書中であれば、17章まで先にお読みいただくほうが良いかもしれませんが、単独エピソードとして先に読んでいただくのも、ご自由かと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
【登場人物紹介】
葵――――21世紀から幕末にタイムスリップした女子高生。十七歳。
その時のショックで、名字と家族に関する記憶を失う。
身長166センチ。男装も似合う、黒髪ロングの美少女。
ポジティブ思考の明るい性格だけど、かなりの泣き虫でもある。
とらさん、宗次郎、十蔵とともに暮らしていたが、つい最近、とらさんとの恋を実らせ、晴れて夫婦になった。
甲賀源吾――――海軍所属の幕臣。二十九歳。
葵の夫、兼、保護者。
黒灰色の切れ長の瞳と、お腹にくるような艶声を持つ美形。
英語とオランダ語が得意。
葵からは、とらさんと呼ばれている。
十束宗次郎――――とらさんの従者。十七歳。
小動物系の癒やし男子。
料理と裁縫が得意で、甲賀家の家事全般を担当している。
十蔵――――宗次郎の異母兄。二十一歳。
スポーツマンタイプの爽やか系イケメン。
掛川藩中屋敷の中間として勤務中。
タフィ――――魔法使いベイク・ガレットの弟子。
見た目は羊だけど、実は……。
最初のコメントを投稿しよう!