こどものミカタ

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「まなみ先生、おはよー！」

「ゆめちゃん、おはよー！」

愛美は、いつもと同じように夢香にハグをした。何も変わらないいつもの朝の風景。

恵梨香は今朝見た夢のことを考えていた。いったんは考えるのを放棄したものの、内容が内容のため、どうしても気になってしまう。遠い昔の記憶が、なぜいまさら夢で蒸し返されたのか……たが、考えたところで答えは出てこなかった。

途方に暮れた恵梨香は、帰宅してから"夢占い"でネット検索してみることにした。

「おはようございます！」

そのとき、ハリのある声が後ろから飛んできた。