発症

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『20世紀からはじまったハイバネーションはもともとタイムトラベルや不治の病の治療法、そして膨大な距離と時を旅する宇宙飛行士の為に研究されてきていた。概要は人体を低温に保ち老化を防ぐため冷凍保存される技術であり日本では「コールドスリープ」の名称で知られており2014年には1週間程度の冬眠状態を保ち蘇生することに成功している。 ただしこれは健常者の体温を33-31℃程度まで下げ身体機能を著しく下げただけでいわゆる「冷凍保存」とはほど遠いものである。また破壊された細胞を元に戻すことは現代の医療では不可能であり、技術的な進歩をまたなければならない。』
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