溺れるものとして、、たなびく。

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溺れるものとして、、たなびく。

ビブラートの低音のしなやかさに 耳を傾ける。オペラ座の怪人 動く時が来たら動き出してみようか? 息をのむハーモニーが、孤独を癒してくれる のびやかに語りかける。歌いかけてくれる 音符の波で、身体を揺らす 手を伸ばして つかんで いる私を 許しはない…認めもない。 悲しみを。歌い時が来たら動き出そうか? 思う所へ、誰もいなくても、仕方がない。 この世が変わることはない 癒しの歌声。ゆさぶられる、カウンターテナー 歌声 あたりに響き、広がる。甘い果実の香り 特別なひかりが夜霧に紛れて魅了する。 溺れるものとして。薄くたなびき、生きよう。 うたは私の、骨と肉・・この血を流して 私は、たなびく。 もがれ。はがされても、はじながら 私は、私のままで、いようと思う。 溺れるものとして、たなびく,いきざまを 眺めるは、あなたでしょうか・・・
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