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西暦2000年2月、5年間勤めた民間のバス会社を退社する事になった。
その当時、政府の自由化対策により、
価格競争が激化!
その煽りを受けて収入が激減!
当然、経営が悪化!
必然的に、運転士の給料が大幅カットされて生活ができなくなる。
当然、運転士の給料カットしても追いつかない。
そうすると、会社は人員削減をしてくる。
地方の10人位の小規模会社で、自分以外は全て地元の運転士ばかりである。
そんな事もあり、
自分が人員削減に応じる事に決めた。
決めたのは良いが、
直ぐに次の仕事を探さねばならない。
退社して1ヶ月後、
地元新聞の折り込みチラシに、
バス運転士募集のチラシが入っていた。
自宅から車で10分の所にある会社である。
以前の会社は、車で50分かけて通勤していた。
それを思えば楽勝である。
当然、給料面、待遇面も雲泥の差であった。
この会社は、
高知県内大手バス会社2社の内の1社の子会社である。
まぁ、子会社でも以前の民間の会社よりも待遇面等がはるかに上回るので、
入社試験を受ける事にした。
募集人数は2人。
今の時代と違って、
運転士が有り余って時代で、
良い条件の会社に入りたいと、殺到してくるのは目に見えていた。
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