1人が本棚に入れています
本棚に追加
みんな一斉にそう言った。
「まじか…。」
メンバーの一人、大川崇信が呟いた。
そうして崇信がみんなに向かって話した。
「お前らの使用能力はなんだ、個人プロフに載っているはずだ。」
「使用能力?ソードのこと?」
「そうだ。」
そうして全員の使用能力が判明した。磯波遥香はヒーラーとフューチャー・サイド(未来予知)能力、田宮隼斗は、ツインソード(双剣)能力、古川和真は、ガンナー能力、大熊大輔は、アタックコピー(攻撃丸写し)、ガーディアン(守護者)能力、北澤芽里は、フェンサー(細剣)能力、大釜栞は、マジシャン(魔法使い)能力、大川崇信は、ボマー(爆弾使い)となった。
そして大川がそれを聞いたあと、
「俺はそっちには参加しない、勝手にやっとけ。」
「は…?」
みんなに動揺が走った。
「なんでだよ!俺達仲間だろ!勝手に逃げようとするなよ!」
「仮初めの絆なんだ。俺はそちらのグループを離れて単体行動させてもらう。じゃあな。」
大川崇信はそのまま歩いて行った。
「おい待てよ!逃げてんじゃねぇよ!おい!戻って来やがれ!崇信!」
「一輝!今は止めよう。崇信にも何か考えがあるのよ。今は崇信の言う通り単体行動させてあげましょ。」
「崇信あいつ何考えてるんだ。」
◇
最初のコメントを投稿しよう!