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ペンダントを破壊するか、奪い取るか。どちらも一筋縄では、いかないだろうけど、やるしかない。
正面から突っ込んでも、素直にプレゼントはしてくれないだろう。
「あつっ!」
大魔王女が、背中を掻くポーズを一瞬見せた。
白い巨人を倒したホーリーさんが、魔王女の背後から光線技を放ったが吸収されたみたいだ。その時ペンダントが激しく輝いていたのを確認したので、やはり、あれが、何かしらの効果をもたらせるアイテムである事は、間違いない。
ホーリーさんに目配せをして、一旦部屋の隅で相談する。
彼女は、それに気が付いて、移動。執拗に続く、尻尾による遠距離攻撃を避けつつ、簡単に作戦を伝えた。
部屋のちょうど反対側に居るマルアさんも、白い巨人に対して善戦している。きっかけがあれば倒せそうな状況にまで追い込んでいた。流石ですデンコちゃん。
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