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その先には、さっき僕を倒した連中の残骸が転がっている。
せめて道の脇に片付けて欲しいけど、彼ら三人にそんな配慮を求めても仕方ない。
急に、体が重くなる。高速移動魔法が切れて三倍速移動になった。
ちょっと疲れた。先行き不安過ぎて、精神面で。
しかし、あいつら、どこまで行ったんだ？
馬車が全然見えない。ちょっとくらい待っててくれよ。
あの人影の群れは……違うな。
二十体程度。ゾンビの群れとはラッキーだ。
先手必勝。スピードの差を見せ付けてやる。
右手に鋼のツルハシ、左手に投げオノ、乱舞のフランキスカ。
まずは、こいつで、ざっくりいこう。
「暴れろ、乱舞のフランキスカ」
相変わらずの切れ味、投げただけでゾンビの首を跳ねていってる。
『テッテッテッテッテリリティーン♪』
雑魚はアレに任せて、僕は厄介なヤツを倒す。
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