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５メートル以上、もう巨人族じゃないかって程デカいゾンビ。ツギハギだらけで骨の見えてる所とか、気持ちの悪いあれとか、細かいのがウジャウジャとか。
僕はグロ耐性あるから平気だけど、妹が見たら、卒倒するだろうな。
お兄ちゃん、頑張ってブッ倒すよ。
「膝砕き！」
デカブツは、まず跪かせて動きを封じる。
「くっ」
砕いた左足で蹴りを入れてきやがった。
なんでそんなに、やる気あるんだよ。
「空を舞え、乱舞のフランキスカ」
大振りのパンチは当たらないぜ。
風圧が凄いから、余裕をもって避けないとダメだけど。
回避した場所に魔法！？
しかも鎧で防ぎきれない魔力か。
あの緑色の魔族野郎を、早めに片付けておくべきだった。
『テテッティリリティーン♪』
よっし来た。乱舞のフランキスカちゃんありがとう。
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