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あとがき
今更ながらのあとがきです。
三本の短編を書いて、これが一番流れるようにするすると書いた物語でした。
この話は私がまだ未成年の頃に、詩集と絵本として初同人誌を書いたものを書き起こしたものです。ずっと私の中に眠っていた、うまくいかない男女の運命の恋です。
それでも、萌咲は最愛の彼の子供を授かり、新たに生きることが出来ました。女手ひとりで男の子を育てるのって、想像以上に大変かもしれませんが、私の幼馴染で母一人息子一人の母子がいまして、彼を参考にしています。
続編を書こう、と思いつつ新潮社女による女のためのR-18文学賞に応募するために、ずっと忙しく改稿作業を重ねてまいりました。
この作品も、先週の土曜日には応募を済ませております。さて、どうなるか。ドキドキしながら来年の春を待ちます。
なにはともあれ、素晴らしい経験となったと今の段階で感じています。もっとより多くの素晴らしい小説を読んで、吸収して、自分も多くの人の心に残る作品を描き続けたい、と思います。
2018-9-25 森彗子 suiko1977
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