第1部:カラスと冒険の始まり

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 光の神が無理なら、闇の神か、刃の神がいいだろう。 あいつらはモテるって近所のおっさんが言ってた。  闇の神の異能力は光の神に近いので、それでもいいかと自身を納得させて闇の神殿に向かった。 ◆◆◆◆◆◆ 『断る』 「うわーん! お前の加護なんて欲しくないッスよー!」  「そこはかとなく感じられるロリコン臭!」と言い残しながら、泣きダッシュして、闇の神殿から抜け出した。  今度は悪口を言わないようにしていたのに、何が不満なのだろうか。  これだからロリコン(おそらく)は駄目なんだ。 俺はロリコンではなく歳下好きなだけだからセーフである。 ロリババアとかの偽ロリは認められないからセーフである。  小石を蹴飛ばしながら、刃の神殿である剣術道場に向かった。 昔から時々、お世話になっている神だし、今度こそ受け入れられるはずだ。 『断る』 「うわーん! 生涯独身のくせにー! お前の加護なんて欲しくないッスよー! 残念な美人さんめー!」  風の神。 『無理だよ』 「スカートめくりの変態の加護なんて欲しくないッスよー! いつもありがとー!」  水の神。 『いやなのじゃ』 「ロリババアは邪道ッスよ! 本物のロリにこそ本物のロリの精神が!』  火の神。 『燃やすぞ』 「うわーん! きょぬーに価値なんてないッスよ!」  土の神。     
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