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光の神が無理なら、闇の神か、刃の神がいいだろう。 あいつらはモテるって近所のおっさんが言ってた。
闇の神の異能力は光の神に近いので、それでもいいかと自身を納得させて闇の神殿に向かった。
◆◆◆◆◆◆
『断る』
「うわーん! お前の加護なんて欲しくないッスよー!」
「そこはかとなく感じられるロリコン臭!」と言い残しながら、泣きダッシュして、闇の神殿から抜け出した。
今度は悪口を言わないようにしていたのに、何が不満なのだろうか。
これだからロリコン(おそらく)は駄目なんだ。 俺はロリコンではなく歳下好きなだけだからセーフである。 ロリババアとかの偽ロリは認められないからセーフである。
小石を蹴飛ばしながら、刃の神殿である剣術道場に向かった。 昔から時々、お世話になっている神だし、今度こそ受け入れられるはずだ。
『断る』
「うわーん! 生涯独身のくせにー! お前の加護なんて欲しくないッスよー!
残念な美人さんめー!」
風の神。
『無理だよ』
「スカートめくりの変態の加護なんて欲しくないッスよー! いつもありがとー!」
水の神。
『いやなのじゃ』
「ロリババアは邪道ッスよ! 本物のロリにこそ本物のロリの精神が!』
火の神。
『燃やすぞ』
「うわーん! きょぬーに価値なんてないッスよ!」
土の神。
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