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他にも、エフォデの中には、【くない】が入っていただろう。【くない】というのは、杭の形をした金属器だ。
( 【背負う】という言葉があるように、【負う】だけなら胸の前になる。そして、タスクには、【負う】という意味がある。)
( 【フォデ・er 】、あるいは、【 er・フォデ】なのかもしれない。erは、【ア】と発音することもある。)
[ フイント・クナイト …、… アルク・アン・シエーラー ]は、地中海の東にいたのだが、遠征して遠くに行った。
そこには、象牙の飾りがあった。( 象牙があって、【くない】で加工して飾りとしたのかもしれないし、既に加工された象牙の飾りがあったのかもしれない。)
[ フイント・クナイト …、… アルク・アン・シエーラー ]は、エフォデに象牙の飾りを付けて、地中海の東に凱旋した。( 帰った。)
すると、エフォデに飾りが付いていることによって、追放処分になってしまった。
と、ここまで書いてきたのだが、暗黒時代の前の段階には、2つの説がある。(これは、どちらか1つの説しか存立できないわけじゃなく、2つの説が存立できる。)
それは、暗黒時代の前には、金属アレルギー時代があったという説と、
暗黒時代の前には、神の像禁止があったという説だ。ただ、神の像禁止から派手なアクセサリー禁止に進み、土器に派手な模様禁止まで行く流れが、うまくいかない。
神の像禁止があったとしても、その後、あるいは別の場所で金属アレルギー騒動があったと考えたほうが、土器に派手な模様禁止につながると思う。
神の像禁止というのは、[ コナハム・カルナック ]が、きっかけの掟だ。
[ コナハム・カルナック ]が、あるとき、大きな岩の上で寝ていたら、夢見がよく、その岩で神の像を作ったらおもしろそうと考えた。
自分で神の像を作るのではなく、彫刻がうまい人に作ってもらおうと考えた。
その男は、[ 彫刻家ミカエル ]だ。そのとき、[ 彫刻家ミカエル ]は、オリエント地方にいなかったので、
[ コナハム・カルナック ]は、その夢見のよい大きな岩を適当な大きさに切り出し、それを持ってヨーロッパのほうに行った。
その後、夢見のよい大きな岩を削る人が後を絶たず、大きな岩がなくなってしまうことを怖れた人間が、岩を削ることを禁止した。
それが、神の像を作ることを禁止することに進んだ。
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