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神の像を作ることを禁止する掟は、神の像を持つことを禁止する掟に進んだ。
それは、隠れて、夢見のよい大きな岩を削って神の像を作る人もいたからだ。
( つまり、神の像を作ることを禁止しても、大きな岩は削られ続けたのだろう。)
神の像を持つことを禁止する掟が、派手なアクセサリー禁止につながるだろうか。つながりは弱いと思う。まったくあり得ないとは思わないが。
ただ、病気の相談を受けた祈祷師やまじない師が、派手なアクセサリーに気がつくのは、神の像禁止の掟が念頭にあったからかもしれない。
( 神の像というのは、たぶん、派手なアクセサリーを身に着けているというデザインだったのだろう。本物のアクセサリーを神の像にくっ付けるというわけではなく、アクセサリーを身に着けているように岩や石を削ったのだろうが。)
で、ここで、[ ダニエル・カステニン ]と、[ ESWN、ヘリコプス・パラレルのヘルウェネメフ ]兄弟の話に戻るのだが … 。
キンメリア神話第1巻の、アッカド帝国の顛末の話には、[ ダニエル・カステニン ]が出てくる。
それは、アッカド帝国の拡大の経緯の一案を書いたものだ。一案だから、他の話と矛盾してしまうのも、やむを得ない。
アッカド帝国の拡大の経緯。これは、いろいろと他の要素も入ってきている。
特に、アッカド帝国拡大の前には、うある王が権力を持っていたようだ。だから、うある王の軍の編成で、アッカド帝国拡大をしたのかもしれない。
問題は、そのアッカド帝国拡大の遠征が、一夫一婦制度の投票の前か後のどちらになるのかだ。
たぶん、[ ダニエル・カステニン ]は、一夫一婦制度に賛成し、[ ESWN、ヘリコプス・パラレルのヘルウェネメフ ]は、反対した。
そして、一夫一婦制度が決まる。[ ESWN、ヘリコプス・パラレルのヘルウェネメフ ]は、エジプトから出ていく。そして、ギリシアに行く。
だが、その後、エジプトで反乱が起きて、[ ダニエル・カステニン ]もエジプトを出なければならない。それで[ ダニエル・カステニン ]もギリシアに行く。
そうすると、[ ダニエル・カステニン ]は、[ モエゼ・オッタルシポロス ]と、アフリカ北岸遠征で、行動を共にしずらくなる。
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