ピラミッド4.7 続き

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アッカド軍が出発する前に、一旦、全軍が集まっている。【フムバ】が演壇で、【フトバ】が、話や演説のことだ。 フムバでフトバの後に出発した。 [ ダニエル・カステニン ]軍が、その全軍の中に入っているかが、わからないし、入っていたとしても、どの軍と行動を共にしたかは、わからない。 方向は、西だ。でも、アフリカ北岸か、ヨーロッパ南岸のどちらかが、わからない。 ギリシアにいたのなら、普通に考えてヨーロッパ南岸だ。でも、エジプトの出発地に来たかわからない。エジプトに来たのなら、アフリカ北岸の一行に加わってもおかしくない。 [ ダニエル・カステニン ]は、ギリシアにいて、[ コナハム・カルナック ]軍に降伏してから、アッカド軍に入った可能性もある。 ただ、[ ダニエル・カステニン ]は、もともとエジプトにいて、アッカド軍の人々や、[ コナハム・カルナック ]の知り合いで、もともと味方だったのかもしれない。 アフリカ北岸のほうが、距離が長いし、アフリカ北岸の西の果てには、カナリア諸島がある。( そこへ行ったか不明だが、) その辺りには、きれいな小鳥がいて、[ レウデジネッタ ]は、小鳥をペットにした。 アフリカ北岸の西の果てから、ジブラルタル海峡まで戻らなければ、[ モエゼ・オッタルシポロス ]軍と[ レウデジネッタ ]は、ヨーロッパに渡れない。 ( [ ネイト・ミルネア ]や、[ アッカド・ブリア・レオース ]も渡ったかもしれない。でも、現在のスペインやフランスを北上はしないで東に戻った。アフリカ北岸を戻った可能性のほうが高いが。) 現在のスペイン辺りには、[ コナハム・カルナック ]軍が先に来ていた。そのとき、[ コナハム・カルナック ]軍と[ モエゼ・オッタルシポロス ]軍が、戦った可能性がある。 降伏した者たちが軍に加わり、先陣をつとめていたからだ。敵か味方かわからなかったので。わかったら、すぐに戦闘を止めただろうから、本軍は戦ってないだろうが。([ ダニエル・カステニン ]軍と[ モエゼ・オッタルシポロス ]軍が戦った可能性もある。) ということで、話を戻すと、エジプトで反乱があって、[ ダニエル・カステニン ]も、ギリシアに行ったのだが、 その反乱が問題だ。大問題だ。反乱が、成功してしまった。大成功だ。大勝利だ。 ものすごく広い地域にまで、反乱が広がった。地中海の東を越えて、オリエントにまで広がった。
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