後悔と罪悪感

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後悔と罪悪感

 気がつくと、そこは血の海だった。夥しい死体の山。あるものは首を切られ、またあるものは臓器をえぐりとられている。  自分の手を見ると、血まみれになっている。 『私がやったのか?』 『いや、私じゃない!私はやってない!』  振り返ると、一本の柱が立っている。その根本には薪がくべられ、火種が燻っている。 『昨日の続きか?』 見上げればまた昨日の夢と同じように、そこには『城』があった。 やはり魅力的だ。  先程感じた混乱はなかったかのように、『城』に意識を持っていかれていた。私は死体を避けようともせず、踏みつけながら、『城』へと向かっていった。
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