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8月も中盤にかかると、田舎の近所は騒がしい
集まれる家族だけでの、お盆を毎年迎えている
山々を越えて帰郷渋滞、避けて通れない苦痛だ
子供の頃から夏の山は、好きになれないツラさ
中腹より少し上までと、虫や暑さで会話も無い
大家族の大移動は毎年、子供がセミよりも泣く
そんな毎年のお墓参り、同じ時間帯に別家族が
多分昼ご飯終わり頃で、顔を合わせる事になる
そして去年
初めて少し年下の少女、笑う事のなかった少女
暑さの中同じ山を登り、すれ違う彼女の横顔は
去年よりもズっと大人、毎年毎年ずっと綺麗に
いつの日か僕は何故か、大人になる彼女に恋を
天の川の織姫さま状態、触れる事もない事実は
浪人2年目の僕の心に、清流注ぐ事間違いなし
夏期講習よりも織姫に、通り過ぎるゴンドラに
一瞬の夢を持つように、船頭気分でのお墓参り
これは先祖に感謝する、より感謝する定めだよ
去年の言葉
彼女「 こんにちは!汗びっしょり ですね」
僕 「 こ、こんにちは。あつは夏いですね」
冷めて、冷え切った・・山の神々が絶対いたな
いや、山の神々よりも、大切な存在で神々しい
受験も吹っ飛ぶ感じは、この時期の今しかない
今年も待ちに待った、夏が来た
僕にとっては、大事な大事な、春も来ない夏だ
去年よりも、山の神々を凍らせて見せる
「こんにちは」って、言われたら
すかさず、「こんばんは」って
あ==(;一_一) 冴えない夏に、なりそうだ
受験、恋。。3年目の今年は必ず変わるんだ
二兎追う者は大体、捕まえた試し無し(*ノωノ)
冴えない会話に気遣う、大人になった彼女が
「(´∀`*)ウフフ、この暑さに程よい寒さですね」
「私も毎年、気になってました、あなたの事」
ぬOOOOOOOOOOぉぉぉll
終わらねぇ
再来年の夏のギャグも、考えとくか(*ノωノ)
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