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「あなたは人気者ね。
大事なところでいつも活躍するんだもの。
当たり前よね」
「でもいい事ばかりでもないわ。
わたしが「X」を描けば誰かをがっかりさせることもあるのよ？ちょっぴり悲しい気持ちになるわ」
「いいじゃない
みんなに必要とされてるんだから……
わたしなんて「うんち」ばっかり描かされて嫌になる！」
「あら、そう？
この前、たくさんの子供たちが雨宿りする大きな木を描いたじゃない？
みんなあなたの木に寄り添ってたわよ。
あなたも人気者なのよ」
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