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『線路は続くよ どこまでも』
先日のことである。
○○線で、列車に鹿が三頭も衝突した、というニュースが流れた。
馬鹿の語源は、鹿とは関係なかったはずだが、と思っているところに続報が届いた。
「線路を舐めに来る」のだそうだ。「鉄分補給」とのことである。
案外、かしこいではないか。
しかし、「本能」とは思えない。
ならば……
「舐めてみたら、最近、なんか調子いいんだよね」
「じゃ、おれもいってみようかな」
「行こう、行こう」
……と、いったところか。
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