まえがき

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まえがき

かれこれ10年近く前のことである。 ○○美お姉さんから手紙が届いた。主催する少女マンガ同人誌に参加しろ、と。 「マンガは描いていない。年賀状を見ればわかるだろう」と、断ったが、会報を送りつけてくる。ゲストで描けと手紙が来る。 しつこさに負け、幽霊会員として入会した。それでも何か描けと言ってくる。 無視していたら、会費とともに送った私信を無断で載せる。 ――まて、まて、それなら書き直す。 と、そんなことから始まった、会報への近況報告。 定期的に手紙をくれる元スタッフへのエッセイもどき。 2年ほど前から始めた「絵封筒」と、ともにご覧いただければ幸いである。
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