悪化そして入院へ2018年10月9日

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入院生活はなるべく刺激の少ない、病室で過ごしている。病棟内は静かで、たぶん職員や他の患者さんが気をつけているのだろう。 食事が美味しい。自分で、住んでるアパートでは自炊していたが、ヘチマの味噌汁や、もやしとキャベツ炒め、どちらもスパムとツナと豆腐を入れて作る。だいたいが、その繰り返しなので病院のご飯はメニューが豊富だ。 正直、病院も早く退院して欲しいかもしれない。 自分のように、物理的な危険性のない者を置いておくのはおそらく意味がないかもしれないからだ。 ただ、元のアパートで裏の駐車場の車の出入りや、一階の住人の車の空ぶかし音や、近所の工事の音や、近所の住人の冷たい視線や態度など、とにかく思考伝播の症状がおさまらないと、また病院に逃げる形になる。 しかし、病院としても私のようなサトリ、サトラレの思考伝播の人間(超伝導物質のような)はいると、対応に疲れるかもしれない。 Sick 's 如の章というドラマでスペック(異能)は自分が望んだから出てくるとある。しかし、こんなプライバシーのないモノを望む人間などいるだろうか。 天なる父エホバ神よ、私の実の父と母と姉家族と弟家族とツナと友人たちや私に関わりのある、あった人たち全てをどうか御守りください。 あなた様に私は全ての思い煩いを委ねます。 あなた様の御意志の通りにして下さい。この私という下僕を苦しみから救って下さい。 天なる父エホバ神よ、私はあなた様に呼ばわるだけで精一杯です。 どうか私たちを御守りください。
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