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朋子さん(以下モコさんとする)
:「天野くん、何してんのかなと思ってさ、かけたよ。何してのんの?」
(精神科に入院したことは、モコさんには伝えていた)
自分:「相変わらずだよ。ラジオ聴いてる。今日は外泊で自宅アパートに泊まるよ。」
モコさん:「もう外泊できるんだね。そっか。どんな?調子は。」
自分:「少し幻聴があるかな。キチガイとかね。」
モコさん:「キチガイ?キツいねそれは。ウチのお父さんもね、舌癌でね近々手術があるからね。私はアパートから、実家に戻ってきてる。お母さん一人で、お父さんの面倒を見るのはお母さんも、精神的にキツそうだから、私がクッションていうか、緩衝的な役割ができればなと思ってね。」
自分:「モコさん、えらいね。親孝行だね。」
モコさん:「お兄ちゃんにね、朋子、実家に戻ってくれって言われたときはさ、は?何でよ?って思ったけどね、今は戻ってきて良かったかなって思ってる。」
それから、しばらく僕とモコさんは互いに近況を話し合ってから「またね!」と言って通話を終えた。
それから、ラジオを聴いたりして過ごした。
22:00になったので、睡眠薬などを飲んで部屋の明かりを消して就寝した。
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