告白

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「あったかいアップルティー、飲みます?」 「うん、私アップルティー好きなの!」 また同じもの好きだね、とマリは笑った。 “マリさんが、自分の部屋にいる…” 悦びと緊張で震えが止まらなかった。 アップルティーの入ったカップを、 リビングのテーブルに置こうとした瞬間、 「あっち!」 震えで中身をこぼしてしまい、 ユウキの指にアップルティーがかかった。 「大丈夫?!」 マリはすぐそばにあったタオルで、 ユウキの手を拭いた。 「全然大丈夫です、ちょっと驚いただけで…」 「本当?冷やした方が…」 その時、ユウキがギュッと、 マリの両手を握った。 そして、ベッドで座るマリの前に、 立ち膝をして向き直る。 「ユウキ君…?」
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