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橘マリの部屋
眩しい日差しで目を覚ますと、
ユウキは隣にマリがいない事に気付いた。
時計を見ると、午前10:00を回っていた。
ふとテーブルを見ると、置き手紙があった。
“シャワー浴びに帰ります。
一緒にランチでもいかがですか? マリ”
昨夜の出来事が夢じゃなかった事に安堵したユウキは、
マリの部屋に耳を当てた。
シャワーの音はしなかった。
その代わり、カタカタとパソコンを打つ音が聞こえる。
“日曜なのに、仕事のメールかな”
そう思い、ユウキもシャワーを浴びにバスルームに向かった。
“やっとマリさんを手に入れた…”
その嬉しさから、ユウキは笑いが止まらなかった。
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