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私を導いてくれたのは、いつだってポラリスだった
いつも見上げれば、そこにいてくれた
夜空に浮かぶ、力強い光
私の目に映って、輝く北極星
それでもたった一度、すべてを見失って迷子になった
闇の中を彷徨って、もう見上げる事さえやめてしまおうと思っていた
私の中から、ポラリスが消えてしまった
そんな折の刹那の出会いに私を導いてくれた存在が、ずっと忘れられない
もう一度私の顔を上げさせた言葉
泣きそうな顔のポラリスが、未だに私の記憶の中で、輝いている
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