第三章 魔法の練習は前途多難?
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だが、この魔弾──今命名──は、威力もそうだが、シャル母に教えてもらった魔法の中には無いものだったので、隠し玉にしといた方がいいだろう。 前回の魔力測定の時みたく、シャル母が卒倒してしまうかも知れないからなー。 そんな事を考えながら、俺は太陽が傾き真っ赤に染まりかけの森を後にした。
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