孤独

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「姫?俺が!?何で…それと、襲いたくなるって…なんだよそれは…」 「今のその顔だよ…そそれれるんだよ。竜希は自分の事どう思ってるのかわからないけど、周りの人は竜希の魅力に気付いてるよ。身に覚えない?」 「え…、ないよそんなの。俺のスキをついて後ろから襲撃する奴はいた。変な手紙は呪いだろ?」 「……。それ、後ろから抱きつこうとしたんだよきっと…。それに、手紙はラブレターだよ。読んでないの?」 「気味が悪いから、捨ててる」 「もう、ホント可愛い…」 そう言いながら、俺の膝に倒れこんで、カワイイを繰り返していた。 「揶揄うなよ!も~、離れろって!」 「イヤだ~。たっちゃん」  少しずつ俺の世界が変わってきているのが自分でもわかった… 今まで感じなかった気持ちが溢れて、戸惑いながらも嬉しかった。
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