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「いい?絵理ネェは俺と結婚するんだからな。絶対だぞ!!」
「オッケー!でも、大人になったらね!」
「忘れんなよ!絶対だかんな!浮気、すんなよ!」
「はいはい。浮気はしません。絵理ネェは葉月一筋だよ!」
「よし!じゃあ、帰るぞ。」
差し出された小さな手を握り締めて、家路を向かう。
私、13歳中学生、対する葉月9歳小学3年生。
家は隣同士で共働き。
お互いの家での留守番、習い事や学童の送り迎え、いつも一緒だった。
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