プロローグ。

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いくら義理とはいえ兄妹になったとしても 人の部屋に入るのは、どうだろうか。 やっぱり有りえないよね……でも、 凄く気になる!! 藤沢先生は、 どんな部屋に過ごしているのだろう? あの笑顔を思い出した。 「ええい。入っちゃえ!!」 洗濯物を置きたいだけだもの。 置いたらすぐに出るし……。 無理やり言い訳を考えて 部屋のドアを開けた。 すると大人の男性らしい 落ち着いた部屋だった。 何だ……普通だ。 黒や木材で統一した感じで 綺麗に整頓されていた。 本棚には、難しい医学書が たくさん置いてある。 凄い……難しそう。 藤沢先生らしい。
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