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「お疲れ様」
フフッと笑いながら一緒にお昼を食べることに。
ちなみに由恵は、いつも売店で買ってくる。
「ねぇ、それよりもあれから
どうなのよ?
藤沢先生と何か進展があったの?」
えっ!?
由恵の言葉に動揺する。
進展なんかある訳がない。
むしろ微妙な雰囲気のままだ。
「そんな訳がないじゃない!?
会話すら、まだ上手く続けられないのに」
「えっ?まだ、
会話もまともに出来てないの!?」
逆に驚かれてしまった。
「いや。会話というか……その……」
どう説明したらいいのだろうか……。
絵のことも由恵に話していいか分からないし。
「何よ~ハッキリしないわね?
ちゃんと説明しなさいよ」
「いや……ちょっと、先生の意外な趣味を見つけて。
それに対して意見を言ったら
逆に不機嫌にされちゃって……」
「えっ?意外な趣味って何よ?
まさか変な趣味とか?オタク的な……」
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