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風邪をひいて分かることもある!?
怠い身体を無理やり起こして
私は、着替えると顔を洗ってメイクをするために
下におりた。
鏡で見ると自分でも顔色が悪いと
分かるぐらいに青白くなっていた。
何とか誤魔化すようにメイクをする。
そしてリビングに向かった。
あ、藤沢先生が居たら……どうしよう。
昨日あんなことが、あったから
顔を合わせにくいし。
モヤモヤしながらリビングのドアを開けると
両親以外は、居なかった。
まだ起きて来ていないようだった。
ホッと胸を撫で下ろした。
「あら、百花。おはよう」
「おはよう。百花ちゃん」
「おはようございます。
お母さん、お義父さん」
両親に挨拶をすると私も席についた。
藤沢先生は、それから
10分後に起きてリビングに入ってきた。
「おはようございます。すみませんが、
俺……そのまま仕事に行くので
朝ご飯はいりません」
しかし朝食はいらないと言ってきた。
「おはよう。景介君。
あら、朝早くから仕事なの?」
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