『愛の縫い目はここ』

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『愛の縫い目はここ』

  お久しぶりです。皆様、いかがお過ごしでしょうか。私はハードスケジュールな一か月が終わり、ホッと一息しているところです。といっても、まだまだ色々なことに追われる日々。そして、気付けば2022年ももう終わろうとしています。ということで、休載を救済するための読書感想を更新します。 『愛の縫い目はここ』 最果タヒ  この本は詩集になります。最果さんの詩集は以前にも何冊か読んだことがあり、まだ読んだことがない詩集を図書館で発見したので手に取ってみました。  最果さんの詩の特徴としては、全体的に抽象的で独特な表現が多いのですが、ときどき心にピッタリとはまる感情だったり、言葉があったりして、そういうところが魅力的だなと思います。  詩に限ったことではないのですが、絵画とか音楽とかも結構抽象的なものが好きです。これは一体何を表現しているんだろうって、あれこれ考えて想像するのが楽しいですし、人によって色んな物の見方や考え方があるということが分かって面白いです。解釈の幅が広い作品ってすごいなあと単純に思います。(小並感)  それと、装丁もとてもおしゃれで手元に置ておきたくなるような詩集なんですよね。『愛の縫い目はここ』は白地にピンクと水色と緑のたくさんの波線。以前読んだ『夜空はいつでも最高密度の青色だ』では、青と黒と灰色と赤色の水玉。どの詩集の表紙もおしゃれで、部屋に飾りたくなるようなものばかりです。(是非検索してみてください)  詩集の感想文ってどうやって書いたらいいんだろうかと悩みつつ、書き進めているわけですが、とりあえず最後に『愛の縫い目はここ』で特に好きな詩のタイトルを書いて終わりにしたいと思います。 ・12歳の詩 ・透明の詩 ・大雪警報の詩 ・精霊馬の詩 ・ガラスの詩 ・年末の詩  ではでは今回はこの辺で。今年の更新はこれで終わりかなぁ。来年は筆不精を直したいです笑                              2022/12/18
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