その後の二人

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 典夫と知矢はじゃれ合いながらお風呂に入った。 「小さい頃もよく一緒に風呂に入ったよな。憶えてるか?」 「うん……。だって僕は物心ついたときから、お兄ちゃんが好きで好きでたまらなかったんだもん……」 「知矢……」  シャワーの雨の中、二人は長い長いキスを交わした……。                                  (了)
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