悔恨の世界に咲く花

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黒く汚れた気色 空は迫ってくるように重く 暗い雨が頬を叩き あなたは大丈夫と 頭を撫でながら 震える僕に語りかける せっかくあなたに会えたのに またあなたは去ろうとする なんで あなたに会える世界は いつも祝福してくれないのだろう どうして あなたはいつも悲しそうな 寂しそうな笑顔ばかり 浮かべるのだろう そんな顔を見たくないのに 暗い雨があなたを汚していく 悔しくて切なくて せっかく会えるのに喜べなくて 世界をただ恨んだ 悔しくて涙を浮かべると 雨は勢いを増す そんな涙を見たくないと あなたは僕は抱き締める 力強く優しく 鼓動にのせて愛が伝わってきて あなたに逢えたことに 涙した 空は青さを取り戻し 雨は七色の虹を作り あなたの慈愛に満ちた 優しくあたたかな笑顔を輝かせた あなたに言われて気づいた 自分が笑いながら泣いていることに
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