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僕のカンはよく当たる。
嫌な予感程よく当たる。
『大丈夫!!何の心配もない!!
終始俺の側に居れば良いだけの簡単な仕事だから!!』
ほら、もう当たった。
「仕事って言っちゃってる時点で、竜人のオシゴト絡みでしょ?
えー…僕嫌だよー。何するか検討ついちゃったよー。」
『そんな事言わずに!!終わったら焼肉奢るから!!』
「モノで釣ろうったってそーはいかないよ!!ものすごく心はグラグラ揺れてるけど!!」
『買い物も付き合う!!明日1日OFFだから、怜我がしたいこと何でも付き合う!!だからお願い、何も察せず隣りに居て!!』
必死な竜人に根負けして、大人しく助手席で揺られる事30分。
着いた先は彼の幼馴染み、潤さんが働くライブハウスだった。
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