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「んー。ゴメンね、それは無理な相談だわ。
事前に八雲さんと潤さんに、もしもの時は確保して引き摺ってでも連れて来てって言われてるの(笑)」
ホントにもしもが有るとは思わなかったけど、ナイスタイミングだったねー。
なんて笑っている。
「うわぁ…。そこまで想定済だったのか…。
むしろ、僕今日の事聞かされてないからね!!
ここに来るまで何度も嫌な予感してたけど、内容一切知らされてないんだからね!!」
必死の抗議虚しく、ニコニコ顔で腕を掴んだまま離さないフミヤ。
『フミヤ君!!』
何と早速、竜人が登場。
僕、絶体絶命…。
『助かったよ…ありがとう。』
僕の腕を取ろうとした瞬間、すごい力でフミヤが僕を引き寄せた。
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