3人が本棚に入れています
本棚に追加
マネージャーの手伝い、と言っても実際仕事内容はマネージャーと同じであった。
忙しいにも程がある。しかし、給料は前の会社の何倍もくれるので続けるほかなかった。
仕事をしていてわかったこと。隼さんはどこでも人気者。逆に翔君は少し口下手らしい。
一回高柳さんが二人を掛け持ったことで、同じ事務所内にいるため二人は何かと一緒にいた。
まだ私も、高柳さんと二人のスケジュールを共有しながら仕事をしているため、大体は二人がセットで行動することが多くなってしまっていた。
「ふう…っ」
書類をまとめ、伸びをしていると、隣に誰かが座る。
ん?と横をみると、そこにはとても綺麗な翔さんの顔があった。
「ご飯、食べに行かない?」
「え?」
最初のコメントを投稿しよう!