穀雨

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「華は華の良さがあるの。私は華みたいに可愛い女の子になってみたいものよ。隣の芝生は青いってこと!」そう言って早希はボールを華の方へと放った。  華がそのボールをトスで返そうとすると。 「あっ」  華がトスしたボールは大きく飛び、倉庫の方へと。  早希はボールを追いかけるが。  ボールはトン、と倉庫の屋根の上に落ちた。
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