喫茶店

11/13
前へ
/284ページ
次へ
 喫茶店の掛け時計が、音楽で20時を知らせた。 「あっ、ご、ごめんなさい……。私、出ます」と華は震えた声で言った。  お婆さんが奥から出てくる。 「そんなの気にしなくていいのよ」 「いいんです。お会計、お願いします」
/284ページ

最初のコメントを投稿しよう!

21人が本棚に入れています
本棚に追加